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【レビュー】『LSPX-S3』オシャレすぎるグラススピーカー

インテリアに溶け込むようなデザインのサウンドスピーカー

音楽は、基本的にヘッドホンやイヤホンで聞く聞いていることが多いです。一方で、何かを装着せずに気軽に音楽を楽しみたくなることもしばしばありました。音質を気にしないのであれば、amazon echo系で十分ですが、やっぱり見た目がおしゃれで音質も良いスピーカーも欲しくなります。そこで見つけたのがソニーのグラスサウンドスピーカー『LSPX-S3』です。今回は『LSPX-S3』を購入しましたのでレビューしようと思います。

ソニー『LSPX-S3』

外観

カラー展開は艶消しシルバーのみとなります。大きく三つに素材で出来ていて、上部は有機ガラス管、ボディ部分はシルバーのアルミ、底面は灰色の布で構成されています。全体を見るとかなりシンプルで癖がなく、様々なスタイルの部屋に合うのではないかと感じました。

電源、音量等の操作用ボタンは基本的に底面に集められており、ライティング調整用のボタンのみボディ部分にあります。また、本体底には、BlueToothのペアリング用ボタンとタイマーボタンがあります。ライティング調整用のボタンはタッチセンサーになっており、タッチすることでON/OFF、指をスライドさせることでライティング強弱の調整、長押しでモードの切り替えができます。なお、タッチセンサー部分を表す太陽のようなマークのシールが貼ってありますが、剝がすことが可能です。

スペック・機能

スペック

電池持続時間:8時間
質量:1.1kg
音質:LDACに対応

音質

透明な有機ガラス管が高域を、中央に配置されているウーファーが中低域を再生するようです。音の出し方として、打楽器と同じく有機ガラス管自体を叩くことで、振動を有機ガラス管全体に伝えているそうです。また、有機ガラス管事態が長い円筒状の振動板であるため、距離による音の減衰が少ない特長があるそうです。

ライティング

ライティングは32段階に強さを変更できます。また、ライティングの強さに揺らぎを作る「キャンドルモード」があります。「キャンドルモード」は、揺らぎの強さを弱中強の3段階または音楽連携にすることができます。キャンドルモードと通常モードの切り替えはタッチセンサーを2秒以上触れることでできます。

ライティングの強さに関しては、最も弱いだとLSPX-S3の真下に本を置いても文字が読めないくらいの明るさでした。最大にすると、LSPX-S3の真下でなら本を読むことが可能なくらいの明るさになります。感覚的には、LSPX-S3のライティングで何か作業をするというより、雰囲気作りをするための光といった印象でした。

ペアリング機能

ステレオペアリング

2台のLSPX-S3を接続し、左チェンネル・右チャンネルを指定することでステレオで音楽再生をすることができます。

パーティーコネクト

オーディオ機器を最大100台まで接続して再生する機能になります。またLSPX-S3では、最大8台まで接続し、ライティングの揺らぎを時間差で発生させることができるようです。なお、当機能で連携できるオーディオ機器は、SONY製の特定の機器₍LSPX-S3/SRS-XG500/SRS-XP500/SRS-XB43/SRS-XB33/SRS-XB23₎が対象となるようです。

感想

音質は思ったよりもよい

購入前は、グラスサウンドスピーカーということで、音質についてはそこまで期待していませんでした。ところが、実際に聞いてみるとかなり音質が良かった。低音域については若干籠る感じがありますが、ピアノや弦楽器等の高音域についてはかなりクリアに聞こえました。

使い勝手の良さ

普通のスピーカーと違い、音が全方面に出るため、スピーカーの方向に気を使わなくてよいのは結構メリットに感じました。また、バッテリー内蔵なので、どこでも好きなところに置けるのも良いポイントだと思います。大型バッテリーを机の下等に隠して組み合わせれば、結構いろいろなところで使えそうだなと感じました。欠点としては、本体が若干重いこと、大きいことくらいだと思います。

ライティングも良い雰囲気を作ってくれる

スピーカーとしてだけではなく、インテリアとしてもかなり優秀だと感じています。ライティングの強弱の調整や「キャンドルモード」による揺らぎなど、ライティングという面でかなり雰囲気を作ってくれます。個人的には、寝る前にLSPX-S3の光だけでちょっと少して寝るようにしていますが、光の感じもちょうどよく、揺らぎがあることでリラックスできました。

まとめ

本記事では、ソニー『LSPX-S3』についてレビューしてみました。スピーカーとしてだけではなく、インテリアとしても優秀なので、おススメできる商品だと思いました。個人的に、2台つかってステレオ再生ができるステレオペアリングに興味があるのですが、お値段が張るだけにちょっと躊躇している状況です。もし、2台もっていてステレオペアリングやパーティーコネクトをやったことがある人は、コメントでどのような感じが教えていただけるとありがたいです。